二宮杯
日本紙飛行機協会 概要
1. 名称
本協会は、日本紙飛行機協会とする。
(英語名:Japan Paper Airplane Association)
2.目的
本協会は、紙飛行機を通じて自然を見つめ、科学する心を養い、人と人とのコミュニケーションを図り、
国際的な視野に立った交流を目的とする。
3.事業
本協会は前項の目的を達成するために以下の事業を行う。
●紙飛行機の国際的な普及活動
●国際紙飛行機大会の開催企画立案
●全日本紙飛行機選手権大会(二宮康明杯)の開催
●紙飛行機のカルチャースクールの開催指導
●各地の紙飛行機教室や競技会の開催指導
●紙飛行機競技会の競技規則の統一
●インストラクターの養成と資格審査
●紙飛行機に関する研究支援
●その他本協会の目的を達成するために必要な事業
4.役員
名誉顧問 (故)木村 秀政(日本大学名誉教授)
会 長 (故)二宮 康明(工学博士)
最高顧問 荒木 敏彦(株式会社あおぞら取締役)
事務局長 風祭 喜隆(倶楽部原っぱ代表)
5.事務局
〒103−0011 東京都中央区日本橋大伝馬町3−12 サンセイビル3F
電話番号:03−3639−5698 FAX:03−3639−5696
HP : http://www.kamihikouki.jp/
E-Mail : jpaa@kamihikouki.jp
6.組織
【会員】紙飛行機を楽しむ人であれば、誰でも会員を名乗ることができる。(登録制度なし)
【支部】支部に関する規定はないが、二宮康明杯の運営および地域での普及活動等について、支部の名称で協力関係を構築している。
北海道 青森 秋田 岩手 宮城 福島 群馬 茨城 栃木 埼玉 東京 長野 石川 富山 長野
静岡 愛知 岐阜 大阪 兵庫 愛媛 香川 福岡 熊本(24地域)
7.認定指導員
協会の定める以下の条件@、Aを満たした人を認定指導員として認定する。
@市販品、自作機、いずれかを組立、調整し、20秒以上飛行させることができる。
A他人に市販品、自作機の製作、飛行を指導し、指導を受けた人が20秒以上飛行させられる。
認定は自己申告で受理されるが認定証は発行していない。
8.会費等
設立以来 入会金、会費、登録料などの徴収は行っていない。
以上 2025年2月1日
日本紙飛行機協会の活動
・1984年10月日本紙飛行機協会 発足
名誉顧問 木村 秀政 (日本大学名誉教授)
会 長 二宮 康明
事務局長 荒木 敏彦
・1985年05月第2回国際紙飛行機大会(シアトル)に二宮会長、審査員として協力
・1985年08月第1回JALカップ紙飛行機大会(神戸)
審査委員長 木村 秀政
競技委員長 二宮 康明
実行委員長 荒木 敏彦
・1992年07月第1回再生紙による紙飛行機大会協力(静岡県富士市)
大会名誉顧問 二宮 康明
審査委員長 荒木 敏彦
・1992年11月文部省生涯学習の一環による紙飛行機大会(宮城県蔵王高原)二宮会長指導
・1993年11月第1回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催(毎日新聞社共催)
東 昭氏、加藤寛一郎氏、豊口 協氏の3名が、協会顧問に就任
●1994年03月第1回日米交流紙飛行機大会開催(ワシントン:スミソニアン航空博物館)
●1994年08月第2回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
●1995年11月第3回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
●1996年11月第4回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
(毎日新聞社・(財)東京都公園協会共催)
●1997年11月第5回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
●1999年08月二宮康明のペーパーグライダー展開催(東京銀座・伊東屋)
●1999年11月第6回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
●2000年05月二宮康明の紙飛行機展(所沢航空発祥記念館)
●2000年05月二宮康明の紙飛行機展(千葉県立現代産業科学館)
●2000年11月第7回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催(大阪万博30周年記念)
●2001年09月二宮会長、国際航空連盟(FAI)より表彰(紙飛行機の設計、普及活動)
●2001年11月第8回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
●2002年09月第9回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
※リンドバーグ大西洋単独初横断75周年記念(決勝:ナゴヤドーム)
●2003年11月第10回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
※ライト兄弟初飛行100周年記念(決勝:大阪万博記念公園)
●2004年08月二宮会長、第26回サントリー地域文化賞受賞
●2004年09月第11回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
※日本紙飛行機協会発足20周年記念(決勝:北海道キロロ)
●2005年10月第12回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
※東善作 世界三大陸単独横断飛行75周年記念(決勝:石川県かほく市)
●2006年09月第13回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
※ミス・ビードル太平洋初横断75周年記念(決勝:青森県三沢市)
●2007年10月第14回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催(決勝:福岡)
●2008年11月第15回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催
※ウイニー・メイ単独世界一周初飛行75周年記念(決勝:東京)
●2009年11月第16回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会主催(決勝:東京)
●2011年11月第17回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会主催
※ミス・ビードル太平洋初横断80周年記念(決勝:東京)
●2012年11月第18回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会開催主催
※スピリット・オブ・セントルイス大西洋単独初横断85周年記念(決勝:東京)
●2013年11月第19回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会開催
※ライト兄弟初飛行110周年記念大会(決勝:東京)
●2014年11月第20回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会開催
※20回記念、協会設立30周年記念大会(決勝:東京)
●2015年11月第21回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会開催(決勝:東京)
●2016年05月仙台市科学館に二宮康明は氏の紙飛行機コレクションを寄贈
●2016年11月第22回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会開催(決勝:東京)
●2017年11月第23回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会開催(決勝:仙台市)
●2018年11月第24回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会開催(決勝:各務原市)
●2019年11月第25回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会開催(決勝:武蔵野市)
●2023年11月第28回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会開催(決勝:武蔵野市)
●会長二宮康明の略歴
●1926年4月10日、宮城県仙台市生まれ
●1951年東北大学工学部(通信工学)卒業
●1951年電気通信省入省(後の電電公社)マイクロウエーブの研究に従事。1984年勇退
●1967年第一回国際紙飛行機サンフランシスコ大会にて滞空競技、
飛行時間で 1位となりグランプリ受賞
●1967年「子供の科学」にて紙飛行機連載開始(現在も継続中)
●1970年アメリカオハイオ州コロンバスで開かれた紙飛行機大会で、オリジナルデザイン賞受賞
●1972年「よく飛ぶ紙飛行機集」出版 現在1集〜5集にて継続出版中
●1980年AG社から「ホワイトウイングスシリーズ」発表 現在継続中
●1981年紙飛行機写真集「光・風・そして雲」出版。2006年までに合計3作発行
●1984年通産省Gマーク商品審査委員就任
●1984年日本紙飛行機協会設立 会長就任
●1985年第二回国際紙飛行機大会(アメリカシアトル市)にて審査員を務める
●1985年第一回JALカップ紙飛行機大会開催 競技委員長を務める(審査委員長は木村秀政)
●1992年「大空に舞う白い翼」紙飛行機写真展開催(新宿オリンパスホール)
●1993年第一回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会開催(大会会長)継続中
●1999年「二宮康明のペーパーグライダー展」開催(銀座伊東屋)
●2001年国際航空連盟(FAI)より「ポール・ティサンディエ・ディプロマ賞」受賞
●2004年サントリー文化財団より地域文化賞受賞
●2006年80歳を記念して、夫人の昭子氏と共に「80+80二人展」開催(10月)
●2013年第47回「吉川英治文化賞」受賞
●2016年紙飛行機コレクションを仙台市科学館に寄贈(現在常設展示)
●2016年子供の科学誌に連載中の紙飛行機型紙が49年で終了
●2023年永眠(97歳)11月15日